2022年6月19日に北本市勤労福祉センター集会室にて行われた「第15回北本でんしゃ広場」の報告です。ここではポスターの紹介と「第15回北本でんしゃ広場」についての参加者の記事の紹介に留めたいと思います。
「第14回北本でんしゃ広場」
2022年3月5・6日に北本市東部公民館集会所にて行われた「第14回北本でんしゃ広場」の報告です。ここではポスターの紹介と「第14回北本でんしゃ広場」についての参加者の記事の紹介に留めたいと思います。
「第13回北本でんしゃ広場」
2021年7月31日に北本市東部公民館集会所にて行われた「第13回北本でんしゃ広場」の報告です。ここではポスターの紹介と「第13回北本でんしゃ広場」についての参加者の記事の紹介に留めたいと思います。
「第12.6回北本でんしゃ広場」
2021年3月27・28日に北本市東部公民館にて行われた「第12.6回北本でんしゃ広場」の報告です。ここでは「第12.6回北本でんしゃ広場」についての参加者の記事の紹介に留めたいと思います。
「第12.5回北本でんしゃ広場」
「第2回お座敷きたもと」
2020年2月24日に北本市東部公民館集会所にて行われた「第2回お座敷きたもと」の報告です。ここでは「第2回お座敷きたもと」についての参加者の記事の紹介に留めたいと思います。
「第2回川口でんしゃ広場」
2019年12月1日に川口市飯三町会会館にて行われた「第2回川口でんしゃ広場」の報告です。
開催決定は9月後半。そこからJOIN-T内で日程調整や資材輸送について審議を行い2019年11月31日(土)設営、12月1日(日)公開で開催となりました。
主催は将軍、ポスター製作は池谷氏、資材輸送は和氏、青流氏で資材提供は平塚氏、なゆほ氏、砂川氏、将軍で行いました。
テーマは90年代の車両として、別枠で165系改造車の特別展示を行いました。
まず告知で用いたポスターです。前述の通り池谷氏に製作を依頼しました。
209系やひたち色のボンネット車両、400系やSTAR21といった90年代に見られた車両を採用して頂きました。またGame BoyやフェアレディZなど当時の流行アイテムが散りばめられているのも特徴です。
設営日の14時00分に会場入りをし、14時30分頃、和氏と青流氏協力の下、会場まで資材輸送を行いました。到着と同時に資材の搬入を行い、15時00分から設営を開始しました。
前回のようにレールが不足することもなく20時を回ったところで設営が終了しました。 その後スタッフは21時までに完全撤退となりました。
さてここからレイアウトの概要になります。
まずはレイアウト全景から。後述の赤羽駅を中心として複々線を全体に張り巡らせました。またスタッフの車両をなるべく多く置けるよう北側のほとんどを留置線とし、東側と南側にも複数配置しました。
レイアウトの詳細です。はじめに北側から。
前述の通りほとんどを留置線としました。信号所や車庫、洗車場を使用し電車区のような配置になっているのが特徴です。また、なゆほ氏ご協力の元2面6線の駅を設置して頂きました。
東側
南寄りには北上尾駅を模したレイアウトが、北寄りにはなゆほ氏が持ち込んだ大鉄橋とプレートガーター、ふくせんステーションといったレア情景によるレイアウトが組まれました。
西側
赤羽駅から京浜東北線と上野東京ラインが北側へ、湘南新宿ラインと埼京線が南側へと分岐しています。
南側
砂川氏を中心として籠原駅を模した配置にして頂きました。クリアドームを多用することによって駅通路を再現しているのが特徴です。新幹線には大鉄橋やエクストラドーズド橋を使用し見栄えある構成になっています。
中央
今回のレイアウトのうち最も苦戦した部分です。
平塚氏を中心とし赤羽駅を模した配置にしました。実際同様に駅全体を高架化しホーム長も10両用と15両用に分けてあります。それ以外にも埼京線ホームの上に新幹線を通したり電流線を設けたりと細かいところまで徹底的に再現しています。
また北側レイアウトと南側レイアウトの境として役割を果たしています。
今回のかわぐちでは廃盤が決定した東海型急行の栄誉を称え特別展示コーナーを設けました。
歴代製品に加え各プラレーラーがしのぎを削って作った色鮮やかでバラエティに富んだ東海型急行電車が並びました。
2019年12月1日 午前10時00分から公開開始となりました。
公開開始とともに青流氏のEF65と暁氏の現金輸送車を連結した貨物列車が会場を走り抜けました。
銀嶺氏の最新作189系あさま
電動車ユニットはレジン複製にて、先頭車・後尾車、グリーン車は製品の485系を改造し制作したとのことです。
485系との違いが細かく再現されているのが特徴でした。
1990年代らしい並び
左より砂川氏のEF65-1059、おればみ氏の201系、たまてつ氏の205系、将軍の209系、ひらつか氏のGUあずさです。
個人的に国鉄型の車両が鮮やかな塗色をまとったり、従来の車両とは異なりステンレス車がまだ少数派だったりするのが1990年代らしい鉄道風景だと思います。
常磐線の並び
左より青流氏の485系&651系、将軍の209系、京急P氏のE501系、製品の近郊電車ブルーライン、ぺこり氏の485系です。
特急から普通車まで数多くの常磐線が集いました。常磐線の車両は個性的で種類が豊富なのが魅力的ですね。
そーなん氏のE233系
進入する様子を見ると本物の赤羽駅のように見えますね。
急遽電撃参加が決定したえちごや様のDRC
種車は209系金型とのこと。種車の面影がほとんどなくよく見ても全く分かりませんね…
こちらのICE-Tもえちごや様の作品。
振り子式になっており曲線区間では実際に傾きながら走行する様子が見られました。
左よりフレッチャルジェント、セッテベロ、西ドイツ国鉄VT11.5型気動車
いずれも鮫河橋 龍魅氏の作品です。一瞬製品と見間違うほどの精巧な作りです。
池谷氏の583系
この日のために制作したという密造品。かわぐち1の201系に続き今回も度肝を抜かれました。
1999年に品川駅にて行われた「アニメ・ドリームトレイン1999」の光景です。
手前のC62-2はiwatetu氏作のもの。後ろの東海型急行は将軍による塗り替え作品です。
また当時休憩用車両としてひたち色の485系が置いてありましたがこちらは前述の通りぺこり氏の作品。
奇しくも参加者の持ち込み車両によって当時のイベントが完全再現されました。
1990年代の赤羽駅の光景。
200系&400系は池谷氏の作品で、その下を走る埼京線はたまてつ氏とけーよー氏の作品です。
1000番台氏が持ち込んだD51&0系の先頭部、間に立つ信号機と背後のおればみ氏の201系。
たろこ氏の169系
90年代は急行型電車の臨時列車がたくさん走行していたような印象があります。
銀嶺氏の70-000形
10連化によるパンタグラフの撤去後まで再現されており格好良かったです。
ぺこり氏のユーロピア
製品の12系を複製し制作したとのこと。実車同様12系よりも屋根の高さが低くなっているのが特徴です。
銀嶺氏のEF62と青流氏のサロンエクスプレス東京
銀嶺氏のEF62は側面やスカートなどが徹底的に加工されており格好良かったです。
また青流氏のサロンエクスプレスは久しぶりの登板。帯塗装が決まっており美しい仕上がりです。
左からけーよー氏の103系、おればみ氏の201系
けーよー氏の103系は前面が強化型になっていたり分散クーラーの車両を積んでいたりとこだわりが満載で、おればみ氏の201系は前面表示器や2段窓の再現など細かいところまで実車のように格好良かったです。
雅氏のパノラマエクスプレスアルプスとはまのべ氏のなのはな、そして将軍のPEAを連結し1990年に三鷹車掌区20周年記念として運転されたイベント列車を再現しました。
雅氏のPEAが7年ぶりの復活であること、またはまのべ氏のなのはなが遂に完成したということもあり走行時には会場が大いに賑わいました。
そうこうしているうちに16時00分になり公開が終了。ここから17時30分までスタッフ向け解放となりました。
横川駅の風景
EF62やEF63を連結し今にも碓氷峠を超え軽井沢へと向かいそうです。
京葉線を走行した電車の並び
現役の205系は勿論、かつて活躍していた103系や201系、わくわくドリーム号やシャトル・マイハマといった錚々たる車両が集結しました。
JR東日本の先駆けとなった5種の特急形車両。
プラレールでは各車両が製品化されましたがその全てが集まりました。
左からNSE、パノラマカー、セッテベロ
会社や走っている国が違うため無縁に見えますが、パノラマカーはセッテベロに影響を受け誕生し、プラレールではNSEとパノラマカーはパノラマでんしャとして同一金型で製造されていたため不思議な縁があります。
実在した東海形急行電車並び。
形は同じでも纏っている色によって違う車両に見えます。様々なバリエーションの急行型電車が見られたのも1990年代の魅力であり特徴であると思います。
1990年代の都内の車両たち。
185系と113系のすれ違い、205系と209系(試作車)のすれ違いなど国鉄車が残る中でJR世代の車両が参入してきた風景も1990年代の特徴の一つではないでしょうか。
特急型電車の並び。
多くの車両が集結しました。国鉄色から民営化後の塗装まで様々です。
国鉄型の車両は奇抜な塗色にしてもあまり違和感がないように思います。最も見慣れているからかもしれませんが。
最後に赤羽駅を中心に2つの時代の光景を再現しました。
まず1つ目は現在の赤羽駅。通勤車にはE233系が、新幹線にはE5系、E6系といった民営化後の車両がほとんどを占めています。
そして2つ目は1990年代の赤羽駅。
今回の運転会では「1990年代の車両風景」をテーマに開催しましたが、当初どのような風景にすればそれらしく見えるだろうと考えていました。
開催まで満足のいく答えが見つかりませんでしたが、その答えがこの赤羽駅の光景だと思います。
細かく見ると185系や211系などの国鉄車両が大多数を占め、209系や400系などの民営化後の車両が点在しています。
このように国鉄の雰囲気が残る中で、JR世代の車両が登場し、国鉄型車両が塗装を変更し、今までにない新しい雰囲気へと移りゆく様が1990年代の鉄道風景の魅力なのではないでしょうか。
それを具現化したものがこの赤羽駅の風景であり、今回の運転会の全てであり、1990年代らしい風景の答えであると思いました。
今回お越しいただいたお客様、資材提供・輸送にご協力いただいたJOIN-Tメンバー、そして設営・公開に参加して頂いたスタッフの皆様、お忙しい中ありがとうございました。
また会場を貸してくださった飯三町会館にこの場を借りてお礼申し上げます。
最後に今回の運転会の参加者によるレポート記事をご紹介します。こちらも合わせてご覧ください。
以上で「第2回川口でんしゃ広場」の報告を終わりとします。
ご覧いただきありがとうございました。
設営日スタッフ(敬称略):将軍、平塚、和、青流、砂川、鮫河橋 龍魅、そーなん、なゆほ、六郷、たろこ、iwatetu、くりはま、けーよー
公開日スタッフ(敬称略):将軍、名誉会長、平塚、和、青流、砂川、えちごや、雅、1000番台、寅、鮫河橋 龍魅、黒江、ぺこり、やは、パシフィック、そーなん、なゆほ、池谷、たまてつ、はまのべ、銀嶺、京急P、六郷、わぐちん、iwatetu、おればみ、くりはま、けーよー、のぶ
資材提供(敬称略):将軍、平塚、砂川、なゆほ